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R.E.O.スピンネット(ロバート・エドガー・オーウェン・スピンネット)

西暦2207年5月5日生まれ。第1次航海当時18歳、男。身長174cm、体重62kg、血液型A型。黒髪で瞳の色は青、コンタクトを常用。体躯は中肉中背、容姿もごく平凡で、特徴が無いのが特徴といったところ。元第二種操船課所属。能力は並だが、成績はかなり悪い。「オーウェン・スピンネット」が家名。

他人との関係においては基本的に依存型で、ルームメイトのリンクス・ワイルドキャットとのそれなどはほぼその典型。依存症の自分を嫌悪しつつも、常に周囲に引け目を抱いているが故に対等の関係を築き得ないことを自覚している。性格は極端であり、無性に誰かに甘えたがるかと思えば何かに縛られるのを激しく拒絶するなど、やや分裂質的な傾向がある。人付き合いは下手では無いので知人は多いが、どこか一歩引いて深く関わることを避けている。執着心や欲しいものは無いようだが、生命力だけは人一倍旺盛。一応一般的な常識や教養は弁えており、意外と根は真面目である。実は結構寂しがり屋なのだが、いつも強がって本音を隠す上、たまに曝け出しても無意識の内に自分を偽っていたりするのだから、性質が悪いというか始末に負えない。存在に意味など無いと心のどこかで感じており、その事実に向き合うのが怖くて、蓬仙あおいを盲目的に愛することで目を逸らそうとしているふしがある。彼女に名前すら認識してもらって無いのがその何よりの証拠であろう。リヴァイアス事件の極限状況を経ても、現実を直視できずに逃げ続けることしかできない、何とも報われぬ、救われ難い人間である。

艦内最大・最強の武闘派集団、神麻組の用心棒だが腕は立たない。ただ蓬仙あおいが絡むと時々わけのわからない力を発揮。また、喧嘩になると割とえげつない手段を取る。乗馬とフェンシングを嗜んでいた経験があり、ジャンルを問わず趣味は幅広いが、特に好むのは読書。チェスは下手の横好きで、生まれてから今まで一度も勝ったことが無い。ギャンブルも好きなのだが、ポーカーフェイスが出来ないのが致命的な欠点。中でも競馬が好きで、今でもネットを通じて馬券を購入しているらしい。

地球はイギリス、ロンドン出身。没落した貴族の末裔だが、その言動はとても英国紳士とは程遠い。家族構成は妹・メアリ(2歳下)、弟・リチャード(4歳下)。母親は幼い頃に死別、父親とは反りが合わず強い劣等感を抱いていた。ユーロ・ユニバーシティに推薦が決定していたが、父親の死去を契機に半ば家を飛び出す形でリーベ・デルタに入学。その後リヴァイアス事件に巻き込まれる。この事や再乗船がきっかけで、妹や他の親族達とうまく行かないようになってしまったが、父方の伯父夫妻と母方の叔父夫妻とだけは良好な関係を保っている。何を考えているか分からない弟とは、別に仲が悪いというわけではない。ちなみに弟のリチャードは売れない役者。

とにかく蓬仙あおいを追い求めるのが日々の習慣であり、もはや本能レベルに刷り込まれているようだ。そのためよく作業をさぼり、日課のように暴走しては看護課の世話になっている。また、喫茶店『ムーンウィンド』で仕事をさぼっていることも多い。リンクスの他に親しいのはエアー・ロント、神麻組組長の神麻 薫など。艦長のルクスン・北条とは何故か気が合うらしく、たまに一緒に飲みに行ったりする。最近整備課のメイヤ・フォスターや、幼なじみのリュシーヌ・F・セオドアとの噂が囁かれているが、本人はあくまで蓬仙あおいへの永遠の愛を主張している。

「そ・・・そんなこと言ってないぞ。そりゃ、あおいちゃんに比べればだな、メガネリスなんてどうってことない。けどな・・・その、なんというか・・・。」以上「不器用な彼の午後」より

「あおいちゃんに近づくな! 惚れるな! 見るな! 憧れるな! でも崇拝しろ!あおいちゃんのためになら、あらゆる行為は正統化されるし、もし近づく奴がいるなら、俺は……俺は……俺は……あおいちゃ――――ん!」以上「ゆずれちゃうもの」より

『スピンネットには救いなんていらない!』




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