CPあや第4話『あやと少し変わった日常』

うーん、書く気はなかったですよ(笑)
内容はもう諦めモードだったりしますが、今回も皆様の妄想力が頼りだとは言っておきます。
しっかし、周りはシリアス書いてるのに何書いてるのやら……浮きまくりやね。


 太陽の光が届かないような場所でも、朝というものはやってくる。
 だが、人には朝に弱いタイプも多く存在する。
 そのタイプかどうかは知らないが、御原綾は今日もベッドの上でまどろんでいた。
 朝、布団の中から出たくないというのは、誰しも経験があるのではないだろうか。
 しかし……今日は誰も彼女を責める権利はない。多分。
 それは、昨夜未明……(回想シーン突入)

「こっちやっ!」
「はいっ!」
 ケロちゃんことケルベロス弐号機の指す方向に、ただひたすら走る
 彼女達は、例によって例のごとくカードと戦っていた。
 今回のカードは『飛翔』。別に人に取りついて飛び降り自殺しかけてたわけではなく、艦内の重力制御を狂わせているだけである。
 ……もちろん、一大事なのだが。
 そんなわけで、いきなり身体が重くなったり、天井に頭をぶつけそうになりながら、一人と一匹はカードを追跡しているのだった。
 朝までにカードを捕まえなければ……とんでもない事態になるのは間違いない。
 なお、今でもとんでもない事態になっているという説もあるが、気にしてはいけない。
「でも、これ走りづらい……」
「文句言うなやっ! ぐずぐずしてられへんのやっ!」
 探偵チックなコスプレをした女性が、リヴァイアスを駆け巡る。
 いろんな意味で壮絶な戦いだ。
「しかし、おかしいな……飛翔のカードだけなら、もっとあっさり捕まえられるはずなんやけどなぁ」
「……ってことは……」
「ああ……いるでぇもう一枚!」

(長い探索のため中略)

「はー、はー、はー、はー……」
 42.195キロを走った後のマラソン選手のごとく疲れ果てた一人と一匹の目の前には、小さな鳥とツヴァイのラン・ラックモルデ。
 ランが鳥を庇うように、前に出る。
「この方をお守りするのが、私の役目……」
「ああ、イっちゃってるなぁあのねーちゃん」
「……一体、どんなカードが?」
「『奉仕』のカードや。一旦主人を決めると、その主人を何しても守ろうとする」
「じゃあ、まずは『奉仕』のカードから倒さないといけないんですか?」
「いーや、主人を倒せば『奉仕』のカードも諦める。倒すんは『飛翔』のカードにょっ!」
「わかりましたっ!」
 ばさぁっ!
 コートの下には、某氏絶賛の軍服が。
「必中ぅぅぅ! 突貫ッッ!!!」
 綾ちゃんファンにはとても見せられないよーな感じに絶叫し、突っ込む綾。
「待てッ! まずは私と」
「とっかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんッッッ!!!」
 どっがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんッッッ!!!
 ランさんが見事なまでに吹き飛ぶ。
「……うぅわ。あや、吹き飛ばしおったよ」
 『奉仕』のカード、あっさりと敗れ去る。
「全力ぅぅぅ! 必中ぅぅぅぅとっかぁぁぁぁッッ!!」
 そして、綾が『飛翔』に狙いを定め、
 ズドガアァァァァッッ!!
 壁を砕いた。
「めっちゃ避けられとるやないかー! だからたいそーふくにカイザーナックルがええって言ったどす〜」
「うおおおおおおおお!」
 綾は聞いてない。どうも、『突貫』は暴走するらしい。
「我が突貫(インプルス)よ! 敵を破壊し、粉砕し、爆砕せよぉぉぉぉッッ!!」
 目がヤバい。
 綾は天井近くまで跳び上がり、『飛翔』を睨みつけ、そして。
「必中ゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!! 突貫んんんんんんんんんんんんんッッッッッ!!!!!」
 天井を蹴り、『飛翔』に全力突貫した。無論、常人にはできない離れ技というか、無理があるが気にしてはいけない。彼女はいまや蒼のインプルスなのだ(意味不明)。
 飛び回っていた小さな小鳥に見事突貫が決まり、鳥がへなへなと床に落ちる。
「今やあやっ! まとめて封印したれっ!」
「必中ゥゥゥゥゥゥ!!!」
「……へ?」
 ケロ弐号が見たのは、自分に突貫してくるCPあやの姿だった。

「汝のあるべき姿に戻れ! 苦労カードっ!」
 お決まりの魔法少女姿になり、『奉仕』と『飛翔』をカードに戻す綾。
 ……その後ろでは、ケロ弐号がずたぼろになって朽ちていた。
「……お……恐るべし、『突貫』……」
 できる限り『突貫』は使わせないようにしよう。そう心に誓うケロ弐号であった。

 とまあそういうわけで、フルマラソン級の疲れをのんびりと癒しているわけだがっ!
 英雄に休みなしとは、誰の言葉だったか、結局休めはしないのだった。
「あやぁぁぁぁ!! 起きんかいっ!」
 げしげしげしっ!
「……くー」
「起きろっちゅーてるやろがこんボケェ!」
 がすがすがすっ!
「……私、いちごジャムでご飯3杯食べられるよ……」
「寝ぼけてんなぁっ!」
 ごすごぐごすっ!
「……ケロちゃんそれは痛い」
 みょーに先の尖った物体でがすがすと叩かれ、頭から血を流しつつ起きる綾。
「ほれとっとと起きんかいっ!」
「…………なんで……? 仕事はまだですけど……」
「これを着てみい。さっきのカードから作ったで」
 と、ケロ弐号が取り出したのは、
 メイド服と羽根つきリュックだった。
「ちなみに服が奉仕、リュックが飛翔や」
「…………」
 いつもにも増して異常なそのブツに、絶句する綾。
「ああ、リュックにはオプションで手袋とかダッフルコートとかあるけど」
「いりません」
 即答。
「……折角作ったのになぁ」
 取り出しかけたコートを残念そうにしまうケロ弐号。ていうかどこから出したそれ。
「とにかく着ぃ! 話はそれからや!」
「ううう、強引……」

 つーわけで。着せてみましたメイド服。
「…………物凄く恥ずかしいんですけど……」
 紺色の質素なドレスに白いエプロン。頭には例のアレ。手にははたき。そして、何故か背中には小さい羽根のついたリュックが。
「オプション交換として、はたきはホウキやモップと交換することも可能にゅ!」
「…………」
「なんやその目はぁ! 鞭持つよりよっぽどええやろがぁ! ちなみに、『突貫』のオプションで鞭ついとるけど」
「……………………」
「そんな目で見るなやぁ〜たまには読者サービスもせなあかんやろ〜? 水着はいまだに出てこんしなぁ〜」
 どっかのエロオヤジかお前は。
「……それで、これで何をするんですか?」
 綾の声はとことん冷たい。
「うむ! まずメイド服は、家事全般を見事にこなすことができる! そんで羽根つきリュックは、短時間やけど空を飛べるんや!」
「……艦内で空を飛べても」
「まぁツッコムなや。というわけで」
 がしっ。
 ケロ弐号に、何かを手渡された。やけに強く。
「……これ、なんですか?」
「知らないんか?」
「……予想があってるかどうかわからないんですけど」「整備科からパクってきた修理道具一式や!」
 …………
「何故」
「ふっ……あや、思い出してみぃや、さっきの戦闘を」
 さっきの戦闘。
 といっても、綾はインプルスになっていたので不鮮明である。
「壁やら天井やらが無惨な姿になっとったやなぁ」
「……ま、まさか」
 嫌な予感が綾を襲う。
「とっとと直してこぉぉぉいっ!!」
 ……やっぱり。
「壁やら床やらの修理なら、ツナギじゃなくてもできるハズやっ! メイド服万歳ってことで他のヤツラが見つける前にはよ直せぇぇぇぇぇぇっっっ!!!!!」
 べしぃっ!
「ふぇぇぇん」
 ケロ弐号の一撃の痛みと、睡魔と戦いつづける辛さに泣きかける綾。

 その日、艦内通路の一部がやけにぴかぴかだったらしい。清掃班内で流れた噂である。
 その通路の床を舐めると、少ししょっぱかったとか。あくまで噂であり、誰も舐めなどしていないだろうが。

 頑張れ綾! 負けるな綾! 苦労カードをすべて見つけるその日まで! 見つけたら翔に甘えてこい! 多数の人を泣かせつつ!


 ちなみにその日、綾は欠席でした マル


羽根つきリュックは私の案ではないですのでご注意を。いやマジで。そうだよなT氏!(爆) メイドは私ですが(オイ)
何やら知らないところで設定がメキメキとできていますが、次は誰ですか? M氏かユウさんのどちらかだとは思いますが(笑)



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鳥乃 > とうとうメイドが…(汗) イチゴジャムでご飯って…オェ! (2000/10/06(Fri) 12:34:12)
ほろほろ > 欲望に忠実な年頃なのね、君達は。^^; (2000/10/06(Fri) 16:16:06)
ま〜き〜(永遠はあるよ) > ユウさんです。お願いしますユウさん(爆) すがすがしいくらい素晴らしいね吶喊って……(爆) (2000/10/06(Fri) 20:17:47)
すぴんねっと > ふうっ・・・若いっていーわねぇ・・・(笑) (2000/10/06(Fri) 22:19:26)
ぐちゃ > その内に綾さんの活躍をビデオに撮る人が現れるのかな? (2000/10/07(Sat) 00:07:17)
長安 > 誰が苦労カードを作ったんだろ?やっぱ、インフィニティかな? (2000/10/07(Sat) 00:38:06)
高原ユウ > 苦労カードには、大きな秘密があったりします……結構マジな(謎) (2000/10/07(Sat) 01:55:27)

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