無限のリヴァイアス:イリュージョン

       ・・・
多数の生徒が往来するリヴァイアスの一般通路に、「パン」という、乾いた音が響いた。ブライアンがアレク・橘・フリュ―ゲルの頬を叩いた音であると、昂治はすぐにわかったし、昂治の隣にいた尾瀬イクミにもわかったはずだ。
頬を叩かれた本人は何がおこったのかわかってないようだ。
ただポカンとしている。
昂治も呆然としている。イクミは含み笑いをしていた。
「この・・っ、変態ヤロー!お前のせいでオレふられたんだぞっ」
「・・あの、どちら様?それで、なんでオレが叩かれなきゃいけないんですか?」
「オレはブライアン。オレはなぁお前の妹とつきあってたんだよっ」
「お前とアスカが・・?」
あのアスカに彼氏が・・。いかにも奥手ってタイプのアスカに。
・・以外と行動的なんだな。
でも・・。
「オレと何の関係が?そもそもオレ関係ないじゃん」
アレクのその言葉にブライアンは悲しそうな表情を見せた。
「・・アスカはなお前のことが好きだからオレと別れるって言ったんだよ。・・お前らって本当は・・」
妹?アスカ?
どういうことだ、アレク?
昂治は無意識にアレクを呼び捨てしていた。
妹が実の兄を異性として見てるって意味か・・・?
昂治が思考してる時、イクミはなぜか真剣な表情をしていた。
「アスカの奴オレをだしに使ったのか・・。まったくあいつにも困るよな」
それとも、恋愛と兄妹愛をはきまちがえてるのかな。
「いや、そーじゃないと思うだけど」
「そんなんで振られたんじゃ、確かにたまんないよな」


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鳥乃 > 仲間(?)を見付けイクミの目が光る!?(爆) (2002/02/28(Thu) 23:57:48)
すぴんねっと > 出だし数行と最後の台詞、特に淡々としててなんか好きです。 (2002/03/01(Fri) 04:17:37)

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