無限のリヴァイアス:イリュージョン

「なんかさピンクか紫かの布みたいな変な服きてるらしいよ。そんでぼけーっとしてて突然変なこと言い出すんだって。あ、祐希のチーム全滅した」
「なにぃ!」

ミケランジェロからもらったゲームをやって二時間が過ぎた。
「お前ってほんと弱いな」
「うるせえ・・」
なんか悔しい・・。
すっげーっ、悔しい。
・・でも、こいつあのバカ兄貴と違って、すげーむかついたり憎たらしいとか思わんないんだよな。
なんでだろう。
「お前ってさ・・」
「なんだよ」
「変な奴だよな」
「・・・・。ずいぶんいきなりだな」
「オレ、お前がケンカ強いなんてはじめて知った」
「わざわざいうことじゃないでしょ」
・・確かに。
「祐希がオレとかに知られたくないことがあるようにオレにもそういうのあるんだよ。な・・・・?」
「・・まあ、そーだな」

オレの中にはいつもあることが付きまとう。
頭が悪いと馬鹿にされる。弱いと殴られる。
家はいつもひんやりしてて息がつまりそうだった。オレが駄目な子だからお母さんはオレをフリュ―ゲル家に置いて行ったんだ・・。
とにかく強くならなきゃ・・。
オレが強くならなきゃ・・。
心も身体も。
そうすればきっとアスカ達以外にもオレを無条件にしてくれるかも。
アレクはそっと自分の右肩にある傷跡を見た。
十六センチほどのキズがうっすらとそこにあった。
アスカ達の母親によってつけられたキズだ。


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鳥乃 > 「母親」がトラウマの大元っぽい…。 (2002/04/12(Fri) 00:00:27)
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