無限のリヴァイアス:イリュージョン

           第3話ー革命前夜A
                1
リサ・ランフォードの同居人、ルカ・ハーシェル(やっぱりまだ出します)は、交代制のわずかなシャワーの最後の番だった。
外では、リサと例のパンク少女、本宮佐久耶がなにかをしゃべている。しかし、そんな彼女たちも待つのに飽きたのかルカに「先に部屋に帰ってるよ」と声をかけていってしまった。
ルカの漆黒の長い髪が濡れてルカの身体にまとりついた。
タオルで身体をふき、彼女は床に落ちているスプレーを拾うとした。
そのスプレーは外の近くの、とりにくい場所に落ちていてとりにくかった。
床が濡れているせいもあり、彼女がスプレーに触れようとするとコロコロと外へと転がっていった。
「あー・・」
しかたなさそうな口調でタオルを身につけ、外に誰もいないかきょろきょろと見まわした。
「・・よし!」
忍び足でそーっと外に出た。
スプレーはシャワー室の向かいの壁に転がっている。
・・が、ルカが外に出た瞬間、運が悪いことに一人の少年がその場面に遭遇してしまった。相葉祐希だ。
ガシ・・。
しっかりスプレーを持ったルカは彼の気配に気がつき、後ろを振り向いた。
「ん・・?」
・・・・。なんだろ、この人。僕をジ―ッと見てる?
しかも顔がすっごく真っ赤になってる。
「あ、そっか・・」
ルカは今の自分の状態に気がついた。
「・・わ、わりぃ!お、おれ・・」
こんな自体に出くわすとは思ってなかったと言いたいが口に出てこない。
ルカはスタスタとシャワー室に入っていき、さっそうと服を着こんだ。
そして、出てきた。
「あれ?いない」
・・が、その場に祐希の姿はなかった。
顔を赤くしたまま混乱した頭で走り去ってしまったようだ。
「なんか変な子だったな」

ルカ・ハーシェル、15才。
アレクのライバル、カイの妹だ。大きく、垂れ下がった目、リサと色違いの漆黒のロングヘア(バンダナでまとめている)、スレンダーな体型。
かわいいという言葉がよく似合う元気な少女だ。
大き目の青いセーラー服もにあっている。
アレクの友人の泉川タケルの片思いの相手でもある。ただし、全然気づいていない。
性格は純真無垢といった感じで、まっすぐな心の持ち主だ。そして、幼い。
ルカはもともと、リヴァイアスの生徒ではない。
学校の休みを利用して、リーベ・デルタにいる兄に会いにきたのが、ここにいる原因でもある。



--------------------------------------------------------------------------------
鳥乃 > この娘もボケキャラ…(笑) (2002/04/17(Wed) 22:23:43)
作者別index
総合index
小説入口
top