無限のリヴァイアス:イリュージョン

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ーカイはいい子ね。いつもトップにいてうれしいわ。
思い出の中の母が小さい頃のオレに話しかける。
オレはいつもさびしそうな母さんが喜ぶならそれでいいと、その頃思ってた。
でも、なぜだかオレは寂しかった。
父さんは暖かく優しい人だったが、いつも一番に頭の中にあるのはオレ達家族じゃなくて、政治のことだった。
オレはそんな父に対して少し不満を持っていた。

大きくなって、寂しいということの意味がわかった。
母さんはオレを愛してると言うより、オレの成績、業績の方の方が好きなんだ。
・・そんなの、オレは興味ないのに。バカバカしい・・。
カイ・ハーシェルは眠っていた。
静寂なこの部屋で。

「アレクってさ・・」
「ん・・?」
リヴァイアスの通路の壁に全身を乗せている相葉昂治とアレク・橘・フリューゲル
の姿があった。一人で歩いていたアレクに昂治の方から声をかけたのだ。
「その・・、祐希と仲がイイのか・・・・?」
「祐希と?まあ、交友関係じゃないの」
「・・・・。アレク、あいつのことどう思う・・・?」
昂治はまじめな顔をしてアレクを見る。
「単純でブラコンでいじっぱりで負けず嫌いで、からかって遊ぶにはちょうどいい相手の友達かな。おもしろい奴だね」
「アレクー・・」
祐希だ。
「あ、本人がきた。よう、祐・・」
アレクがいい終る前に、祐希はアレクの腕をひっぱり、昂治をのこして、どこかへ連れ去ってしまった。
「・・・。なんか顔が赤かったような・・
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