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無限のリヴァイアス:イリュージョン エリナは刹那を押さえその場を去ろうとした。 その時、 「・・いつものとこで待ってるから」 エリナがぼそっと呟いた。 「・・・・」 目を見開くようにエリナを見た。 また、なんか悩んでるのかな。・・しかし、刹那とエリナって姉弟みたいな関係だな。 「アレク、知り合いか?今の変なガキンチョ」 エリナたちが去った方向を見ながら、 「君も人のこといえないでしょ」 祐希がむっとした表情になった。 本宮佐久耶は、リヴァイアスの中でもあまり人が来ない通路の真中で壁に寄りかかっていた。 そして、歌っていた。 凛とした涼しげなその声で・・。 何年か前に流行った切ないバラード系のバンドの歌を。 その声に聞き惚れるように、ひかれるように、部屋に戻ろうとしていた相葉昂治と蓬仙あおいはふらふらとその通路の中へと入っていく。 溺れるような表情で。 暗い空間で歌う彼女は、歌っている途中で人の気配を感じ、ピタッと歌うのをやめた。 「・・だれだ?」 「・・あ、ごめんなさい。なんか、あなたすごくてさ・・」 あおいだ。 「ほんと、よくあんな声出せるよな・・」 二人とも感激したようだ。 「オレに・・・?」 佐久耶は意外そうな表情をした。 「・・別に凄いことじゃないんだから、そーゆう顔すんの止めてくれないか」 「そんなことないよっ」 あおいが叫ぶ。 -------------------------------------------------------------------------------- 鳥乃 > パンク少女はシンガー? (2002/04/27(Sat) 00:45:54) |