無限のリヴァイアス:イリュージョン

蓬仙あおいは、和泉こずえとともに突然電達されたツヴァイからの、チームブルーの制御ブリッジの占拠されたという事実にその場にいた食事当番の女の子たちと同様に驚きを隠せなかった。
ボーっと皿洗いをしていた。
その時だった。
「あっちぃーっ!」
「い、いきなり前に現われないでよ」
ア、アレクくんだ。
「知るか!お前がボーっとしてこけてオレに熱湯ぶっかけたくせにっ。ほら、服がずぶぬれじゃんか」
全身に浴びたらしい。髪もぬれている。
「なによぉ、誤ろうと思ったのに。やーめた」
プンプン。
こずえだ。
「ちっちゃい子供か・・。お前は」
アレクくん、部屋に来る?昂治たちのいる。服乾かさないと風邪ひくし」
「うん、いいけど」

「どうしたんだよ・・?ずぶ濡れじゃないか」
どこからか戻ってきた昂治とイクミにアレクは同じセリフをいわれた。
「イクミの彼女に熱湯かけられた」
「尾瀬、服貸してくれない?昂治のじゃアレクくん合わないし」
「別にいいけど。アレク、汚すなよ」
「・・どういう意味だよ?」
アレクが着替え中、あおい達は席をはずした。
アレクはずぶ濡れになった服を脱ぎ始めた。その瞬間、アレクの右腕にあるあのキズ跡とそのほかの薄くなった切り傷の跡が姿を現わした。
・・中には、肋骨をおられた時に残る生々しいものもあった。・・治っているみたいだが。
昂治たちは思わず「・・うっ」と言って口を衝動的に押さえてしまった。
「ん?どうかしたのか・・?なんか顔色悪そうだけど」
・・なんだ、あの身体の傷。・・妙に生々しく残ってるけど。
なんか、気持ち悪・・・。
「・・・いや、身体が悪いわけじゃなくて」
昂治は思わずアレクから視線をはずしていた。
「ふーん。あ、ピッタリ。イクミってオレと同じサイズなんだな」
にこッ。
「・・ま、まーな」
イクミはというと、
まちがいだと思いたいけど、あの身体の傷、ここ数年でつけられたものだ。
イクミの胸の中にわからない妙な不安が襲った。
まさか、こいつ・・・!




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鳥乃 > 男の勲章……とは言えないような生傷男…(汗) (2002/05/16(Thu) 02:12:15)
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